こんにちは。「いやしるーむ」カウンセラーのひろみです。

仏教の言葉に「諸行無常」という言葉がありますよね。

実は、私はこの言葉が気に入っています☺️

意味は『世の中の全てのものは移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはない。人生は儚く虚しいものである』ということです。

確かに人生は儚く虚しいものではありますが…私は、それは「悲しいこと」とは捉えてません。

儚く虚しいことが「普通」「当たり前」だと思っているからです。

それよりも、私がこの言葉が好きなのには別の理由があります。

『どんなに辛く苦しいことでも、いずれは終わる』と思えるからです。

思い出して下さい…。

辛い経験がない人はいないと思いますが…

その昔の辛さは、今となっては過去の記憶ですよね?

時間が経てば、色々なことが変わっていくのが普通です。

つまり、今の辛さもいずれは終わるんです。

人は、ワクワクするイベントを心待ちにする一方で、嫌なことは避けようとしがちですが…

結局のところ、人生には良い事も悪い事も交互にやってきます。

で…

例えば、これから嫌なイベントが待っていたとしても、結局は目の前の「嫌なこと」をこなすしかなく…

でも、それもいつか過去の事になり記憶にも薄れていきます。

そう考えると、どんなことであれ、1つの出来事に執着しても仕方がないんですよね😓

そうすれば、妙な緊張や感情の起伏も減っていくはずです。

まあ、頭では分かっていても、なかなかそう思えないのが人間なんですけどね…😅

もっと違う例でたとえれば…

私はパニック持ちなので、普通の人よりも「歯医者」や「美容院」が苦手です。

けど、髪は伸びるし、歯のメンテナンスには行くしかないわけです。

歯医者の予約日の数日前から憂鬱です。

けれど、避けられないものならば「嫌だな、どうしよう」と考えていても仕方がないのです。

嫌な時間が増えるだけです。

なら、「いずれは終わる」「変わらないものはない」と考えれば、少しは楽になります。

また、人は歳をとって出来ないことも増えていきます。

親も亡くなり…家族の形も変わり…変わらないものはないのです。

それは寂しいけれど、今の辛さも一生変わらないということはないはずです。

もっと極端な事を言えば、どんなに苦しい病が続いていたとしても、人にはいずれ寿命がきます。

重い肉体から離れたら楽になります。(自死はちょっと別ですが、それはまた別の機会に書きます。)

それが人生なのです…。

「諸行無常」です…。

ずっーと続くと思っていたスマホ版「どうぶつの森・ポケットキャンプ」が終わると聞いた時はショックでしたけど…(笑)これも諸行無常なんですねぇ😭

では、今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

皆さんにとって、明日も良い日でありますように…。