こんにちは。「いやしるーむ」カウンセラーのひろみです。

ブログの題名を読んで「???」と思った方もいるかもしれませんが…

「ネガティブ・ケイパビリティ」とは、『どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える力』または『事実や理由をせっかちに求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる力』『違和感を抱えたまま、とどまる力』を意味します。

この概念を作ったのは、イギリスの詩人ジョン・キーツという方…。

彼は恵まれない環境で育ち、身体が弱く、25才でこの世を去っています。

「どうにも答えが出ない事態」に向き合い続けた彼だからこそ…の概念ですよね🤔

実はこの「ネガティブ・ケイパビリティ」という力…。せっかちで、直ぐに答えを求めようとする私にとっては、とても苦手な概念になります。

自分では対処できない事態に耐える力が無いからこそ、今の私がいるんじゃないかと思うくらいです😅

特に、若い頃や更年期障害で苦しんだ時期はそういった傾向にありました。

すぐ物事をハッキリさせたいし、面倒くさいことが嫌いなので、理由や事実が分からないまま耐えるなんて…苛々してしまいます。

でも、歳を重ねて…

「急がず何もせず、耐えることも高く評価されるべき能力」だと思うようになりました。

それができるかどうかは別として、「そんな力がつくといいなー」と、今は思っています。

また、ちょっと話は逸れますが…

それと同時に、昔の自分と今の自分を比べないようにしようとも強く思い始めました。

なんでも出来ていた若い頃の自分と今の自分を比べたところで苦しくなるだけですからねぇ☺️

ということで…

皆さんも、急ぎたくなったら「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を思い出して下さいね。

人生には急ぎたくなる様々な出来事が起こりますが、「人生にはどうしても時間がかかることがある」と自分に言い聞かせましょう☺️

「ネガティブ・ケイパビリティ」は、一つの素晴らしい能力だと思います。

では、今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

皆さんにとって、明日も良い日でありますように…。